トレーニング指導中にも行う事はありますが、主に大長道場療術院として大長療術の操法の中に含まれます。
「体癖」は、野口整体の核たる理論で、個人個人の体型、感受性、反射、思考、性格、等々を表します。
一種二種が上下型、三種四種が左右型、五種六種が前後型、七種八種が捻れ型、九種十種が開閉型、十一種十二種が遅速型。
だいたい、3種類持つと言われています。しっかり調べるにはまだ2時間程掛かりますが、ご自分が何種体癖か理解する事で、ご自分に合ったトレーニング方法や日々の暮らしの改善や工夫に繋がり、何故こんな事をするんだろう？という自分自身への謎が氷解し、理解かま深まります。
「動体学」は、野口整体理論での動きの主役「腰椎」に働き掛け、無意識の動きを改善していく技術です。
腰椎1番は、上下運動、腰椎2番は左右運動、腰椎3番は捻れ運動、腰椎4番は開閉運動、腰椎5番は前後運動。あいうえおとも関連し、5指、前頭葉、右脳、左脳、後頭葉、脳幹とも関連し、苦手な動きを瞬時に改善します。
「ニコニコタッチセラピー」は正式名「皮膚収縮拡張反射理論」といいます。
皮膚は人体最大の臓器。影響力ははかり知れません。皮膚には開く方向、閉じる方向、内旋する方向、外旋する方向、等々があります。その法則に則り軽く軽く皮膚をさすると、あら不思議！動きが軽くなり痛みも取れてしまいます。皮膚の邪魔が無くなるので当然怪我も少なくなります。
「チセット」は、筋筋膜とも関連し硬い所に直接アプローチせず、関連する所にストレッチ的な動きを通じ働き掛け弛め、可動域を広げます。間接的アプローチの為、体験すると感動するでしょう。筋膜リリースとは全く違います。
「愉氣」は野口整体の基本であり、脊椎行氣や合掌行氣により訓練された「氣」を、掌よりおくり、体を整え、様々な症状に関わる部位、動き、状態を正常に戻します。
「整体操法」は愉氣をつかいながら、体癖を修正し、放射能の影響を取り除き、季節の問題を改善し、過去の打撲を処置し、捻れ、開閉、渇き、中毒、肝臓、呼吸器、ギックリ予防、風邪予防、等々に対応します。その他に妊娠経過、出産、成長、老い、等々も含まれます。
治療でも対症療法でもありません。
生活術と言えば解りやすいでしょう。
それらを適宜使い分けて行います。
